オムロンHT-B317/HT-B318を比較|選び方の決め手
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製品概要
オムロンの電動歯ブラシ「HT-B317」と「HT-B318」は、どちらも音波式の充電モデルです。音波式とは、毎分およそ数万回の細かな振動で汚れを浮かせて落とす方式のことです。2機種は基本のしくみや使い方がほぼ同じで、違いは主に「最初に入っているブラシの組み合わせ」にあります。この記事では、まず共通点を整理し、そのうえで違いと選び方の目安をやさしく説明します。
はじめに、現在の価格や在庫の目安を見ておくと比較しやすくなります。気になる方は先に以下から確認してから読み進めてください。
まず見るべきポイントは?
2機種の違いは、付属ブラシの種類と本数が中心です。本体の基本性能は同等なので、磨き心地の好みや歯ぐきへの配慮の度合いで選ぶのが近道です。
共通仕様・共通機能
HT-B317とHT-B318に共通する要素を先にまとめます。どちらもシンプル操作で、初めて電動歯ブラシを使う人でも迷いにくい構成です。
- 振動は音波式。毎分およそ数万回の微細な振動で歯垢をかき出します。
- ブラッシングモードは「クリーン」1種類。電源ボタンでオン・オフするだけの簡単操作です。
- 充電は専用スタンドに立てる方式です。満充電までの時間や使える合計時間は目安値で、室温や使い方で変わります。
- 使用電池は充電式のニッケル水素です。繰り返し使えますが、経年で持ちは少しずつ短くなります。
- お手入れは基本的に水洗いが可能です。充電器は水を避けてください。取扱説明書の安全事項に従うのが前提です。
- 替えブラシの選択肢が豊富です。たとえば「歯垢除去タイプ」や「歯周ケアタイプ」など、目的に合わせて選べます。
サイズや質量は販売店の表記にわずかな差が出ることがあります。この記事では細かな数値は「目安」とし、取扱説明書に沿った一般的な表現で統一します。軽くて持ちやすい本体、充電スタンド付きで洗面台に置きやすい、といった日常の使い勝手は共通です。
使い方の基本のコツ
はじめは強く押し当てず、毛先を歯と歯ぐきに軽く触れさせます。1回の目安は2〜3分です。力を入れてゴシゴシ動かさず、1〜2歯ずつ横にずらしていくイメージで磨くと、ムラが出にくくなります。
充電はどのくらい持つ?
満充電後に使える合計時間はおよそ数十分が目安です。1回あたり2〜3分の使用なら、数日から1週間ほどでの充電サイクルを想定するとイメージしやすいでしょう。実際の持ちは室温や磨く強さで変わります。
主な違い(比較ポイント)
ここからは、購入判断に関わる違いを一望します。いちばん大きいのは付属ブラシの構成です。表で俯瞰したあと、それぞれを解説します。
| 項目 | HT-B317 | HT-B318 |
|---|---|---|
| 付属ブラシ | 歯垢除去ブラシ(SB-172)×1 | 歯垢除去(SB-172)×1+歯周ケア(SB-182)×1 |
| 同梱物の目安 | 本体/充電器/ブラシスタンド/取扱説明書 ほか | 同左(付属ブラシが2種類) |
| ブラッシングモード | クリーン(共通) | クリーン(共通) |
| 基本性能の位置づけ | ベーシック | ベーシック(ブラシ構成でケアの幅を拡張) |
| 想定価格感 | ベーシック寄り | 付属が増える分、やや高めになりやすい |
付属ブラシの性質と向き・不向き
歯垢除去ブラシ(SB-172)は、日常の汚れをしっかり落としたい人向けです。スッキリ感を重視するなら、まずはこのブラシから始めるのが無難です。
歯周ケアブラシ(SB-182)は、やわらかい毛が特徴です。歯ぐきへの当たりがやさしく、刺激が気になる人や、歯と歯ぐきの境目をいたわりたい人に向いています.
HT-B318は最初からこの2種類が1本ずつ入っているため、磨き心地を試し分けて自分に合う方向性を早めに見つけやすいのが利点です。HT-B317でも後から歯周ケアタイプを買い足せば同様のケアに近づけられます。
価格とコストの考え方(一般的な目安)
市場価格は時期や店舗で変わります。傾向として、HT-B318は付属ブラシが1本多いぶん、HT-B317より少し高くなることがあります。初期費用を抑えたい人はHT-B317、最初からやさしい当たりのブラシも使いたい人はHT-B318という選び方が分かりやすいでしょう。
発売時期やモデルの立ち位置
2機種の基本性能は同等です。HT-B318は、付属ブラシの違いによってケアの幅を広げた派生セットという理解で問題ありません。見た目やサイズ感だけでは区別がつきにくいので、箱の表記や付属ブラシの内容で見分けるのが確実です。
磨き心地は変わる?
本体の振動仕様は同等です。実際の当たり方はブラシの毛の種類で変わります。しっかり派は「歯垢除去」、やさしめ派は「歯周ケア」を目安に選ぶとイメージしやすいでしょう。
どちらを選ぶべきか:ユーザー別おすすめ
ここでは、用途や優先順位ごとに選び方の目安を示します。個々の口内環境は異なるため、以下はあくまで一般的なガイドとしてご覧ください。
- 歯周ケアが気になる人:HT-B318。最初から歯周ケアブラシが1本付属します。やさしい当たりから試せます。
- コストを抑えたい人:HT-B317。標準ブラシで始めて、必要に応じて歯周ケアタイプを買い足す運用がしやすいです。
- 家族で使い分けたい人:替えブラシの互換性を活かし、目的や毛の硬さの違うブラシを人数分そろえる方法がおすすめです。色リングの活用で混同を防げます。
- はじめての電動歯ブラシ:モードが1つで迷いにくく、押し当てすぎなければ扱いやすいモデルです。まずは短時間から慣らすのが安心です。
敏感な歯ぐきでも大丈夫?
まずは弱い圧と短い時間から始めてください。刺激が気になる場合は、やわらかめの歯周ケア系ブラシを検討すると負担を抑えやすくなります。症状や出血が続くときは使用を中止し、専門家の受診を検討してください。
購入時の注意点
最後に、購入前に確認しておくと失敗しにくいポイントをまとめます。
- 付属品と本数の確認:販売店ごとにセット内容が異なることがあります。箱や商品説明の「内容物」欄の表記を必ず確認してください。
- 替えブラシの互換:HT-B317/HT-B318は「タイプ2」の替えブラシに対応します。型番の数字を似た品と間違えないように注意しましょう。
- 在庫とカラー:主にホワイトが流通しています。限定色やキャンペーンセットは時期で変わるため、販売ページの最新情報を確認してください。
- 充電器は水気厳禁です。丸洗い想定のつくりですが、浴室での使用可否や、濡れた手での取り扱いなどは取扱説明書に従ってください。
- 価格表示の見方:価格は日々変動します。タイムセールやポイント還元の有無で実質価格が変わることもあります。
お風呂で使える?
本体は水洗いに配慮されていますが、充電器は濡らさないのが基本です。浴室での使用や浸水をともなう使い方は、取扱説明書の安全記載を守って判断してください。
まとめ
2機種はどちらもシンプルで扱いやすい音波式です。違いの軸は付属ブラシにあります。初期費用を抑えたいならHT-B317、歯ぐきへの配慮も重視したいならHT-B318という選び方が分かりやすいでしょう。どちらを選んでも、替えブラシの買い足しで磨き心地は後から調整できます。
最後に、最新の価格や在庫、レビューを確認して、今日の自分に合う構成を選びましょう。
将来ブラシは何を足す?
歯垢の落としやすさを重視するなら「歯垢除去タイプ」。歯ぐきへの当たりをやさしくしたいなら「歯周ケアタイプ」。そのほか、すき間みがきやステイン対策など、目的別のブラシも用意されています。
